キャリア20年目の篠田麻里子 寝る間もなかったAKB48経験で乗り切る育児と仕事 長女のアイドルデビューもOK?
まさかAKB48の経験が育児に活きるなんて。
アニバーサリーイヤーに元AKB48メンバーで俳優の篠田麻里子(38)が母親としての実感を語る。
■面と向かってキツイことを言われた
2025年で芸能生活20周年を迎えるという。「専門学校を退学して19歳でAKBのオーディションを受けて。今年で芸能界に入る前と入ってからの人生の時間が半々になりました。東京での生活が地元・福岡での時間と同じになったと考えると感慨深いです」
歌って踊るのが大好きで、諦めずに門を叩いて加入したAKB48。7年間所属し、当時最年長メンバーとしてグループ活動を支えた。「東京ドーム公演やレコード大賞、紅白出場。AKB時代に見たすべての景色、すべての体験が自分にとってありがたい経験で夢見た世界でした」
人間として鍛えられたことも多かった。
「それこそ握手会。優しいファンの方もいれば、面と向かってキツイことを言ってくるファンの方も多かったので、メンタル部分はかなり鍛えられました。当時は2チャンネルの掲示板にあることないことボロクソに書かれていたので、ちょっとやそっとのことでは動じない精神力も培われました」
34歳で第一子を出産。まさかここでアイドル時代の経験が活きるとは。
「赤ちゃんのお世話で産後は寝れないと言われて実際にそうでしたが、AKB時代も多忙で睡眠時間も少なかったので。確かに辛かったけれど『あの頃よりは眠れている…』と思ったりして頑張れました」と笑う。
■娘のアイドルデビューも?
そんな愛娘も4才。アイドルママのDNAをしっかりと受け継いでいる。
「私の小さい頃と同じで踊りが大好き。AKBのMVを見ながら一曲まるまる踊れる曲もあります。いずれ一緒に踊れる機会があったらいいな」と可愛らしい成長に目を細める。
ということは、わが子のアイドルデビューにも寛容?
「もし娘がやりたいと言うならば、止めません。全力でやってください、と背中を押します。挑戦してわかることも多いと思うし、私自身沢山の挑戦をして沢山の失敗をして、そこから色々なものを学びました。本人がやりたいのならば、やってみればいい。危険なことは流石に注意しますが、娘の挑戦は応援したいです。私も誇りを持って今の仕事をしているので、そんな姿を見て憧れてくれるのは親として嬉しい事ですから」
5年ぶりの映画出演作『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』(1月31日全国公開)では、母親としての実感を役柄に投影した。
「子供が生まれた後の方が母親を演じる際のリアル感というのか、しっくりくるものがありました。今回は18歳くらいの大きな息子の母親役だったので不安もありましたが、彼の小さい頃の姿を想像したり、子育てをする上での自分の経験を重ねて子供時代の思い出をイメージしたり。息子を愛おしむ母親像を作り上げました」
(まいどなニュース特約・石井 隼人)
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