水爆も顔まけ?消えていったスポーツ新聞死語

スポーツ新聞では毎年新しい言葉が使われる。何十年と生き続ける言葉もあれば、死語になったものも多い。今回我々は消えてしまった死語を発掘するべく、過去のデイリースポーツ紙面に“タイムスリップ”した。

公開日:2021.3.1

 アプレはフランス語「アプレゲール」の略語で「戦後派」の意味。従来の価値観に縛られない若者を指す言葉で、「新人類」「ゆとり世代」などの“先輩”ともいえる俗語。ちなみに写真は当時大ヒットした昭和版「君の名は」の記事です。

呎、吋、貫

1951年9月26日紙面
1954年12月23日紙面

 こちらは今では見られなくなった単位の表記。呎はフィート(1フィート=30.48㎝)、吋はインチ(1インチ=2.54㎝)を意味する漢字です。1枚目の写真の見出し「六呎六吋」は198.12㎝になります。
 2枚目の写真はプロレスの力道山対木村政彦の伝説の一戦を伝える記事。試合結果を見ると体重はなんと貫表記(1貫=3.75㎏)。力道山が30貫なので112.5kg。対する木村政彦は25貫なので93.75㎏となります。これがルーテーズとの世界選手権になるとポンド表記に(下写真)。非常にややこしい。

1957年10月14日紙面

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