自民1期生「適切でなく返却」 首相商品券巡り説明
自民党衆院1期生の向山淳氏は14日までに自身のX(旧ツイッター)で、石破茂首相の事務所から商品券が届いていたと明らかにした上で「後日中身を確認し、適切でないと考え返却した」と説明した。向山氏を含む自民1期生15人が3日に公邸で開かれた首相との会食に参加していた。
向山氏は商品券が届けられた際、自身は不在だったとした。投稿は13日深夜だった。大空幸星氏も、会食の翌朝に「中身を確認し、直ちに石破事務所に伺い、お返しした」とXに書き込んだ。
根本拓氏は14日「中身が商品券のようだという話を聞き、4日に開封しないままお返しした」と投稿した。大西洋平氏は自身の交流サイト(SNS)で「『お土産』としては高額であったことから、石破事務所に速やかに返却した」と報告した。
出席議員の一人は「中身を確認し、後日返した。商品券を受け取るのはちょっと違うと思った」と取材に答えた。未開封のまま手元に保管していたという出席議員の関係者は「13日になって話が大きくなり、返した」と話した。