藤浪が2年連続でダウン更改「技術的に狂ったところを戻せなかった」【一問一答】
阪神・藤浪晋太郎投手(23)が1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億6000万円から4000万減となる年俸1億2000万円でサインした。2年連続のダウン更改となった。(金額は推定)
(記者会見で)
-サインは。
「はい」
-年俸の上がり下がりは。
「もちろんダウンで。(金額は)ご想像にお任せします。特に妥当かな、というか」
-シーズンを振り返って。
「初めて2軍降格を経験して。すごくいままで1軍でずっと投げていたので。自分のために何か調整するというのは、いままでしたことなかったので。自分自身と向き合う期間というか、いい時間を過ごせたかなと思っています」
-一番思うようにならなかった部分は。
「技術的なところですね。技術的に狂ったところを戻せなかった。元々やってきた、こうすれば大丈夫というところに立ち返った時にそれでもダメだった。いままで積み上げてきたものが、すごく変わってしまった」
-試行錯誤を繰り返した。復活への道筋は。
「何か特別なことをする訳じゃないので。基本に立ち返って。技術的に見つめ直したところで、そんなに難しく考えすぎないこと。シンプルに、フォーム的なところをしっかり直せれば、自分的には大丈夫かなと思っています」
-WBC出場による影響は。
「一切ないです」
-秋季キャンプの終盤に右肩の張りもあったが。
「大丈夫だと思う。そんなに大事ではないと自分では思っているので。このオフ投げ込む訳じゃなく、それは毎年のことなので。しっかり1月までケアに努めれば、全然大丈夫だと思います」
-自主トレはいろんなところに行くと言っているが。
「予定は入っています」
-来季に向けての決意は。
「しっかりと自分自身のために投げられるように、一生懸命頑張りたいと思います」