マルテ1号2安打3打点 またウル虎打 好調キープ
「阪神紅白戦、紅組7-1白組」(11日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
阪神は第3クール3日目、今キャンプ2度目となる紅白戦を組んだ。新外国人のマルテや、ベテランの鳥谷も今年初の実戦に登場する中、前回同様に6回制の紅白戦で、打線が仕上がりの早さを見せた。両軍合わせて2本の本塁打を含み、14安打8得点と好結果を残した。
試合は初回から動いた。先攻の紅組がいきなり3得点。「5番・一塁」に入ったマルテが、来日初打席で左翼スタンドに2ランを放った。さらに二回にも大山の左前適時打、マルテの中前適時打で3得点。来日後、初めての実戦出場となったマルテは、1本塁打を含む2安打3打点で、上々のデビューとなった。
白組では「6番・右翼」で出場した板山が、藤浪から右翼スタンドにソロ本塁打を放った。「8番・二塁」で出場した木浪は、途中から遊撃の守備に就くと、三遊間の打球を横っ飛びで捕球。前回の紅白戦では決勝本塁打を放ったが、この日は守備でも好プレーで開幕1軍を猛アピールした。
一方、開幕ローテーションを争う投手陣は、それぞれ課題を残す内容に。白組の先発・小野が2回7安打6失点、紅組の先発・藤浪は2回2安打1失点ながら、2死球と制球を乱す場面もあった。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
阪神タイガース最新ニュース
もっとみる阪神・才木 グラスノーカーブ試す 25日2軍戦で登板、東京Dで伝授された“新球”初披露へ
阪神・及川が母校・横浜高校のセンバツ2回戦を観戦「熱い試合を見させてもらった」 継投策で勝ち抜いた後輩たちをねぎらう
阪神ドラ1伊原 25日2軍戦で中継ぎ登板 開幕後のリリーフ起用に向けて適正アピールへ
阪神・デュプランティエ“超サイヤ人”パフォ誓う 「いい場面で三振を取って切り抜けたら」
阪神・山田脩也 次代の遊撃スターは攻守で成長中 宜野座キャンプの経験糧に「また1軍を」
阪神 25日のウエスタン・オリックス戦に先発の才木が調整「しっかりマウンドを確認して」
阪神・藤川監督 敗戦でOP戦締めも「開幕日が一番いい状態ではなく、最後の時に一番いい形を迎えることを考えている」【一問一答】
【狩野恵輔氏の眼】右打者に対しても直球が生きる阪神・門別 先発ローテを任せられる投球を見せてくれた