阪神・及川が母校・横浜高校のセンバツ2回戦を観戦「熱い試合を見させてもらった」 継投策で勝ち抜いた後輩たちをねぎらう

 アルプススタンドで観戦する及川(撮影・飯室逸平)
 横浜対沖縄尚学戦をアルプス席で観戦する及川(撮影・山口登)
 横浜対沖縄尚学戦をアルプス席で観戦する及川(撮影・山口登)
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 阪神の及川雅貴投手(23)が24日、甲子園球場で母校・横浜高校のセンバツ2回戦を観戦した。「熱い試合を見させてもらった。見に来て良かった」。沖縄尚学と1点差の激戦。アルプスで試合の行方を見守り、好プレーには拍手を送るなど、自然と体に力が入った。

 今年は中継ぎとして、自身初の開幕1軍入りが決定的。この日の一戦は継投策となり、学ぶこともあった。「見ていても大事な場面はここかなと思ったりした。同点にされず、踏ん張れたのは大きいですよね」。ポイントに挙げたのは主戦投手のエース・奥村頼と織田以外の活躍だった。

 三回は3点リードの2死一、二塁から2番手の前田が登板。2点適時二塁打こそ打たれたが、同点にはさせなかった。さらに、八回は5番手の片山が1死二、三塁でマウンドに上がると空振り三振に。ピンチで相手に流れを渡さなかった。

 3番手の山脇も四回から好リリーフ。「(四回からの)2イニングを抑えたら、流れが戻ってくるんじゃないかなと思った。すごくレベルが高いなと思いました」。中継ぎの難しさがわかるからこそ、後輩たちの投球に賛辞を贈った。

 横浜高校としても、自身が出場した19年以来のセンバツ出場。くしくも3月24日は自身が先発して、1回戦で敗れた日でもあった。プロ入り後の初観戦で後輩がベスト8に進出。「負けたら終わりという一番厳しい世界でやっている。その中でしっかり勝ちきれるのはすごい。よくある言葉ですけど、刺激をもらいました。僕たちも開幕目前で、余計に気が引き締まりました」。2時間25分の熱戦。後輩たちに負けじと、シーズンで“横高魂”を見せつける。

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