馬場 制球完璧5回0封で1軍昇格アピール フォーム改良手応え「内角突けた」
「ウエスタン、阪神1-1ソフトバンク」(1日、甲子園球場)
聖地で存分に力を発揮した。阪神の馬場が5回2安打無失点。四死球を一つも与えず、制球面の良さも際立った。1軍昇格への大きなアピールとなった。
三回から四回にかけて、三森、塚田、コラスを直球で3者連続三振に斬った右腕。「4、5月は真っすぐの質を意識して取り組んできていたので。春先のオープン戦の頃よりはよくなっている」と手応えを明かした。
直球の質にこだわる中でフォーム改良にも着手した。投球動作の中で横振りになるのではなく「縦のラインで投げられるか」ということを狙いとした。4、5月は縦の意識を念頭に置いて登板に臨み、確かな感覚の会得を目指した。この日の投球を振り返り「ブレもなく、体の開きもなくなった。右、左打者に内角を突くことができた」と自信をつかんだ。
平田2軍監督は「原点の能力というのが出たね。低めにも投げ抜けていたし」と高評価。1軍の甲子園のマウンドで投げる日に向け、一回りも二回りも大きくなる。
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