阪神、二回に一挙5失点 青柳が連続四球から崩れる
「中日-阪神」(29日、ナゴヤドーム)
シーズン再開の“開幕投手”を任された、阪神の青柳晃洋投手が四球から連打を浴びた。
初回こそ三者凡退に抑える危なげない立ち上がりを見せたが、暗雲立ちこめたのは二回だった。先頭のビシエドを見逃し三振に斬って取るが、続く高橋、井領に連続の四球。1死一、二塁とピンチを招くと、ここから中日打線が牙を向いた。
阿部に右前へと運ばれ満塁にされると、8番・加藤には右翼線を破る2点適時二塁打を浴びた。先制点を許すと、相手先発・大野にも不運な形で内野安打を許し、またしても満塁で上位打線へと回った。その後1番・平田、3番・大島に適時打を浴びるなど、この回一挙5失点。3本の適時打を許し、この回だけで44球もの球数を要した。
青柳は4月29日の中日戦でプロ初の完投を完封勝利で飾っていた。前日の最終調整では、「僕が5点取られても、野手が6点取れば勝ち試合。勝った結果がいい流れになる」とチームの勝利だけを願っていた。打線の援護、そして逆転勝利するためにも、もう1点も与えるわけにはいかない。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
阪神タイガース最新ニュース
もっとみる阪神・才木 グラスノーカーブ試す 25日2軍戦で登板、東京Dで伝授された“新球”初披露へ
阪神・及川が母校・横浜高校のセンバツ2回戦を観戦「熱い試合を見させてもらった」 継投策で勝ち抜いた後輩たちをねぎらう
阪神ドラ1伊原 25日2軍戦で中継ぎ登板 開幕後のリリーフ起用に向けて適正アピールへ
阪神・デュプランティエ“超サイヤ人”パフォ誓う 「いい場面で三振を取って切り抜けたら」
阪神・山田脩也 次代の遊撃スターは攻守で成長中 宜野座キャンプの経験糧に「また1軍を」
阪神 25日のウエスタン・オリックス戦に先発の才木が調整「しっかりマウンドを確認して」
阪神・藤川監督 敗戦でOP戦締めも「開幕日が一番いい状態ではなく、最後の時に一番いい形を迎えることを考えている」【一問一答】
【狩野恵輔氏の眼】右打者に対しても直球が生きる阪神・門別 先発ローテを任せられる投球を見せてくれた