大山7連発 3日連続の早出特守&居残り特打 推定140メートル特大弾も

 ロングティーで力強い打球を放つ大山
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 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 阪神の大山悠輔内野手(25)が、3日連続で志願の早出特守に、居残り特打と、9時間を超える猛練習だ。来季の4番奪回、失策減少に挑む秋。打撃練習では推定140メートルの場外弾を含む7連発など、段違いの飛距離を見せつけた。キャンプ3日目。強い覚悟で2020年に備える。

 初の休日。満員のスタンドから拍手が鳴りやまない。1本、2本…続けて左翼ネットを揺らす白球。4本目は通称「ディアーネット」を越える推定140メートルの特大弾。7連続で締めた。さらに、その後ティー打撃では、井上打撃コーチを相手に、約120球の連続スイング。同コーチが言う。

 「キャリアや体力面は、来ているメンバーでは上位だから。低いレベルではダメだということでやりました」

 ただ一人、3日連続で早朝から白球を追い、日が落ちるまで無心で白球を打った。打率・258、14本塁打、76打点で終えた3年目。両リーグワーストの20失策も含め、走攻守、全てレベルアップを誓う。目指すは「4番・三塁」として絶対的な存在。妥協はない。

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