エドワーズ合意間近 異例の開幕助っ人8人体制へ ジョンソン&ドリスは交渉打ち切り
阪神が新外国人候補として、ジョン・エドワーズ投手(31)=インディアンス3A=の獲得に乗り出していることが18日、分かった。交渉は最終局面を迎えており、ピアース・ジョンソン投手(28)とラファエル・ドリス投手(31)との交渉打ち切りが決定。エドワーズとの交渉が順調に進めば、来季は球団史上初の開幕助っ人8人体制で臨むことになる。
谷本球団本部長はジョンソン、ドリスのメジャー復帰が有力であることを明かした上で「事実上そうなる」と交渉打ち切りを明言。同時に代役として白羽の矢を立てたエドワーズとの契約合意が目前であることも明かした。
エドワーズは196センチの長身から、150キロを超える直球を投げ下ろす右腕。スプリット、カーブを交えた投球で三振も奪えるタイプだ。谷本球団本部長は実績があるジョンソン、ドリスと同等の評価で「十分(2人の穴を)埋めてくれると期待しています」とし、守護神・藤川につなぐセットアッパーを任せる方針だ。
阪神は現在、今季の韓国リーグ打点王・サンズと、リリーフ候補として前ソフトバンク・スアレスとの交渉も進めている。エドワーズを含めた3人の契約がまとまれば、今オフの補強は完了する。
すでに今季も在籍したガルシア、マルテ、呂彦青とは契約を更新。4番候補のメジャー通算92本塁打・ボーア、先発候補・ガンケルとも契約を結んだ。
異例の開幕助っ人8人体制の完成は間近。05年以来のリーグ優勝を狙う準備は整いつつある。
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