ドラ5藤田 史上初!長浜&しがスポーツ大使W就任目指す「憧れられる選手に」
阪神のドラフト5位・藤田健斗捕手(18)=中京学院大中京=が19日、故郷の滋賀県・長浜市役所を表敬訪問し、藤井勇治市長(69)にプロ入りの報告をした。将来は長浜市史上初となるスポーツ大使に加え、ソフトバンク・松田宣や楽天・則本昂らが担う「しがスポーツ大使」のW就任を目指し、プロでの健闘を誓った。
「自分が頑張って活躍すれば、地元で野球をしている子どもたちも頑張ってくれると思いますし、スポーツ大使になって、憧れられる選手になりたいという思いはあります」
長浜市には長浜ブランドアンバサダーと呼ばれるPR大使が存在する。現在は5人の文化人が委嘱されており、日本テレビ「笑点」司会の春風亭昇太も「長浜市お城大使」を務める。他にも俳優や声優などが歴任するが、スポーツ大使は皆無。長浜市の広報担当者は「藤田選手が阪神で活躍すれば、スポーツ大使第1号もあり得ます」と期待を込めた。
故郷の大役を担うためには、誰もが納得する成績を1軍の舞台で残す必要がある。藤田は「最近は野球人口が減っている。野球をしたいと思わせる選手になれるように」-。憧れの存在となるためにも、一歩ずつ成長を遂げていく。
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