セ・リーグが開幕する３月３１日の阪神－ＤｅＮＡ戦（京セラ）で始球式を務める元阪神のランディ・バース氏（６９）が３０日、デイリースポーツの取材に応じた。日本一となった１９８５年４月１７日・巨人戦（甲子園）での「バックスクリーン３連発」を振り返り、被弾した槙原氏をいじったことを明かした。

　サントリーモルツのドリームマッチでバース氏、掛布氏、岡田監督がそろって出場した際に、３人で成し遂げた「バックスクリーン３連発」の話で盛り上がっていたという。

　たまたま近くに槙原氏がおり、３人で突っ込んだという。「『僕らのおかげで君は有名になったんだよ』って言ってじゃれあって、冗談を言うと、周囲のみんなが笑っていましたね」。かつてのチームメートだった岡田監督が率いる今季も、伝説の場面のようなシーンが誕生することを願った。

　「岡田さんはムードメーカーというか陽気な方で、掛布さんの方が真面目な方。岡田さんは常に平常心で、あまり怒った岡田さんは見たことがない」とかつてのチームメートとの思い出も語った。