春季キャンプの１軍帯同も検討されており、「走るのだけと言われないように野球でもアピールしたい」と意気込んだ。

　「ＤｅＮＡ春季キャンプ」（８日、宜野湾）
　ＤｅＮＡのドラフト６位・尾仲祐哉投手（２２）＝広島経大＝が８日、フリー打撃に初登板し最速１４７キロの直球を主体に４２球。エリアンとシリアコを相手に、柵越え１本など安打性２本に抑える圧巻の投球を披露した。

　「初めてプロの選手と対戦したので力が入りました」

　この快投にラミレス監督は「驚きました。球が浮き上がってくる」と褒めちぎった。当面はリリーフで起用する方針で「かなりの確率で１軍に残れるだけの力は持っていると思います。１軍レベルの投球ができると思います」と期待は大きい。

　「ＤｅＮＡ春季キャンプ」（９日、宜野湾）
　アレックス・ラミレス監督が第２クール終了後、ここまでのＭＶＰにドラフト６位・尾仲祐哉投手（２２）＝広島経大＝とドラフト９位・佐野恵太内野手（２２）＝明大＝を指名した。

　尾仲は、８日に初めてフリー打撃に登板。最速１４７キロの速球を中心に、エリアンとシリアコを相手に４２球投げて安打性２本に抑えていた。指揮官は「非常に素晴らしいキャンプを送っている」と目を細めた。

　「練習試合、ＤｅＮＡ１－７ロッテ」（２３日、宜野湾）
　ＤｅＮＡのドラフト６位・尾仲祐哉投手（２２）＝広島経大＝が、練習試合に２番手で四回から登板。２回を無安打無失点に抑え、開幕１軍入りに前進した。