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ドゥレッツァ

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 「菊花賞・G1」(22日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ドゥレッツァ B】

 前走の日本海Sが456キロでの出走で、筋肉量も平均的。横からみるとやや迫力に欠けるが、幅のある体形。縦位置からみた方がボリュームのあるつくりだ。一線級と比較するともう少しメリハリが欲しいところではあるが、いい意味でコンパクトにまとまっている。首差しは短め。つなぎが長く、地面を蹴った際の推進力が抜群。バネがある分、やはり良馬場が理想的だ。威力のある末脚が武器で、4連勝全てが上がり最速。折り合いに不安がなく、馬群での競馬も不問なタイプ。順調な仕上がりにある。(馬サブロー美浦・石堂道生)

 〈1週前追い切り診断〉

 蓑島(レースはルメール)を背に美浦Wで5F65秒6-37秒1-11秒6(馬なり)。大きく追走して、直線も外から併せる意欲的な内容。それでも勢いは衰えることなく、最後は突き放して楽々とフィニッシュした。動き、気配ともに素晴らしく、状態は文句なしだ。

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