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【26日船橋11R マリーンC・Jpn3】素質の高さが光るアンデスビエントに期待

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 97年の新設から一貫して古馬牝馬のダートグレード競走(Jpn3)として開催されてきたマリーンカップが今年から3歳馬限定戦の交流重賞として行われる。施行時期が4月から9月へ、距離も1F延長されての1800メートル戦となった。ダート志向と定めた好素材のJRA所属馬には挑戦意欲が湧くレースとなりそう。新装された初年度から、今後砂上で活躍必至とみるメンバーがそろった印象だ。

 ただ、6頭立てとは寂しい頭数。やはり、南関東所属馬の秋の目標は11月に行われる「デイリー盃ロジータ記念・S1」となるようで、なじみのないステップを遠慮したようだ。

 「関東オークス・Jpn2」を完勝したレースぶりに素質の高さが見て取れたアンデスビエントに期待した。その勝ちっぷりは好発を決めて主導権を握るとマイペース持ち込んで終始1馬身差以上のリードを取っての軽快な逃げ。2周目向正面で後続が迫ろうとするや、少しギアを上げて再び同様の差を確保して直線へ。半ばで仕掛けるとその差はみるみる開き7馬身差を付けてゴールした。

 結果的にダート適性がひと息の印象だった面々もいて相手関係には恵まれた感はあったが、余裕を持ってのワンサイド勝利はダート馬としての資質の高さを存分に知らしめ、グレード競走を3勝した母同様に今後も重賞タイトルを積み重ねていける器だろう。好気配の追い切りも推し材料。センスの高さから番手、好位からでも対応できるとみる。

 馬券の買い目は単勝③、馬複③-②⑥の2点。

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