1. ホーム
  2. うま屋

【ジャパンC】イクイノックス伝説V 総獲得賞金歴代トップ22億円超え!G1最多タイ6連勝 有馬記念参戦も

続きを見る

 「ジャパンC・G1」(26日、東京)

 単勝1・3倍の圧倒的1番人気に支持されたルメール騎乗のイクイノックスが、世界最強の貫禄を見せつけて圧勝。3冠牝馬リバティアイランドとの2強対決を難なくものにして16年覇者の父キタサンブラックとの親子制覇を成し遂げ、テイエムオペラオー、ロードカナロアに並ぶG1出走機会最多連勝タイ記録となる6連勝を飾った。総獲得賞金はアーモンドアイを抜いて歴代1位となり、史上初の20億円超え。競馬の歴史に新たな1ページを刻んだ。

 終わってみれば“1強”だった。道中3番手でガッチリと折り合いをつけた1番人気イクイノックスが、ラスト1Fで堂々と先頭に躍り出る。鞍上ルメールは、軽く仕掛けた程度でノーステッキ。最後は右後ろを確認するほどの余裕のVで、最大のライバルと目されていた3冠牝馬リバティアイランドに4馬身差をつけ、改めて“最強”を証明してみせた。

 レースは昨年秋の天皇賞のリプレーを思わせるタテ長の展開。前半5F通過57秒6のラップも、ルメールにとって想定内だった。「1枠にリバティアイランドがいて、タイトルホルダーも隣。パンサラッサとタイトルホルダーの後ろに行きたかった。いいスタートを切って、すぐにその馬の後ろにつけられたので、勝つ自信がありました」。好位3番手に陣取った時点で勝負あり。後続はもう眼中になかった。

 ラスト3Fはメンバー最速の33秒5。「もう…言葉がありません」。ウイニングランを終え、出迎えたスタッフが視界に入った瞬間、鞍上の目には光るものが-。「4回も優勝(09年ウオッカ、18、20年アーモンドアイ)できて信じられません。彼はスーパーホース。彼の上では、自信をたくさん持てます」。駆け付けた8万5000人以上のファンが勝者をたたえた。

 衝撃レコードを刻んだ今年の秋盾から、今回はキャリアの中で最も間隔が短い中3週のローテ。「“ここまで来るのか”と思うぐらいのプレッシャーを感じていた」と吐露した木村師は、引き揚げてくる際に人目をはばからず号泣した。1週前追い切りを終えた時点で「馬の緊張感(の訪れ)が天皇賞・秋よりも早かった。果たして、あと10日持つのか…」と不安もよぎったが、仕上げは攻めの姿勢を貫いた。「何とか踏ん張って、けさの雰囲気はどっしり。それが(馬体重)4キロ増につながった」。4歳秋を迎えて、心身ともに充実期へ。「最高の形で気持ちが解放されました」と安どの表情を浮かべた。

 これで破竹のG1・6連勝。今後については「今のところ、決定していることは何もない」と明言を避けたが、状況次第では有馬記念参戦の可能性もあるだろう。記者会見の最後を「どうか私に、しばしの休憩をください!」と笑顔で締めくくった指揮官。次なる一手に、全世界が注目している。

記事をシェアする
twitter
facebook
line
hatena

ニュース

 エリキング

NEW 2024.11.22

【東京&京都の危険な人気馬】エリキング 京都2歳S

 【東京11R・トロヴァトーレ】前走は最内枠から完璧な立ち回りでV。一転して今回はフルゲートの大外枠を引いてしまった。…

一覧を見る

馬体診断 - ジャパンC

ドウデュース

ジャパンC

チェルヴィニア

ジャパンC

スターズオンアース

ジャパンC

ジャスティンパレス

ジャパンC

シンエンペラー

ジャパンC

ドゥレッツァ

ジャパンC

ブローザホーン

ジャパンC

ソールオリエンス

ジャパンC

ダノンベルーガ

ジャパンC

シュトルーヴェ

ジャパンC

カラテ

ジャパンC

ドウデュース

チェルヴィニア

スターズオンアース

ジャスティンパレス

シンエンペラー

ドゥレッツァ

ブローザホーン

ソールオリエンス

ダノンベルーガ

シュトルーヴェ

カラテ

有力馬次走報

一覧を見る

  1. 競馬新聞「馬サブロー」

的中速報

11月16日 福島11R

3連単
161,840円的中!

松浦孝司

松浦孝司

11月17日 東京11R

3連単
71,400円的中!

村上英明

村上英明

主要ニュース

  1. 大谷翔平 左肩の状態「よくなかった」
    大谷翔平 左肩の状態「よくなかった」
     全米野球記者協会(BBWAA)は21日(日本時間22日)、記者投票で決めるMVPを発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手が2年連続3度目、ア・リーグはアーロン・ジャッジ外野手が2年ぶり2度目の受賞を果たした。ともに満票での選出だった。
  2. 斎藤兵庫県知事「辛かった」バッシング
    斎藤兵庫県知事「辛かった」バッシング
     兵庫県の斎藤元彦知事が、知事選で当選した翌日の18日にYouTube「ReHacQ リハック」の生配信に出演し、プロデューサー高橋弘樹氏と2時間超の対談を行った中で、噴出した疑惑・バッシング報道について「結構辛いものがあった」「あたかもそうかのように、膨大な量が出てくる中で、なすすべもない状況」と語った。
  3. 43歳独身芸人の自宅「すごいオシャレ」
    43歳独身芸人の自宅「すごいオシャレ」
     テレビ朝日系「アメトーーク!」が21日、放送され、アインシュタイン・河井ゆずる(43)らが「ひとり暮らし長~い芸人」として平成ノブシコブシ・吉村、とろサーモン・久保田らと出演。おのおのの個性が光る自宅が公開された。
  4. 山本譲二 ボートの負け額が破格すぎた
    山本譲二 ボートの負け額が破格すぎた
     演歌歌手の山本譲二(74)が22日、東京・タワーレコード渋谷で開催中の「山本譲二 デビュー50周年記念 POPUP SHOP」(24日まで)に来店した。
  5. 「百条委」兵庫県議“黒幕の1人”が訴え
    「百条委」兵庫県議“黒幕の1人”が訴え
     兵庫県議で、斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題を審議する県議会の文書問題調査特別委員会(百条委員会)メンバーの丸尾牧氏が21日付でSNS投稿。斎藤知事の一連の問題や、兵庫県知事選などを巡って、「黒幕の1人」「疑惑を捏造」などの「虚偽内容」が拡散されていると記し、裁判費用などのカンパを求めた。