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【POG】無傷V3へ!エリキングが栗東CWで抜群の切れ味を披露(栗東発)

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 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 9日の京都新馬戦(ダート1800m)はナルカミ(牡、坂口)が逃げて2着に2秒差をつける衝撃的な勝ちっぷりを演じた。上がり3Fは2歳新馬戦としては破格の36秒3。次位の38秒1を踏まえれば、いかにすごい走りだったのかが分かる。レースを振り返って、師は「気難しいところがありますし、ハナへ行ったこともあって、道中は耳を立てて走っていました。その点を踏まえて直線は気を抜かさないように気をつけていましたが、あれだけ離して勝っていたとはビックリですね」とポテンシャルの高さを評価した。レース後は放牧へ。「集中力アップが課題のひとつではありますが、今後が楽しみになる勝ちっぷりでしたので」と来春のさらなる活躍を期待した。サウジアラビア、ドバイに参戦をする可能性もあり、今後が非常に楽しみな逸材だ。

 同日の京都新馬戦(芝1600m)はミニトランザット(牡、杉山佳)が逃げて半馬身差で押し切った。師は「牧場サイドのおかげで入厩後は順調にケイコを進めてこられました。追い切りも動いていましたし、初戦から期待をしていました。鞍上も勝ちにこだわった競馬をして、しっかり結果を出してくれました」と厩舎ゆかりの血統馬が初戦できっちり決めてくれたことを喜んだ。今後については「テンションが上がりやすいところがありますので、放牧を挟んでシンザン記念(1月13日・中京、芝1600m)を目標にしていきたいと思います。イフェイオンも11月に未勝利戦を勝ったあと、放牧を挟んでフェアリーSを勝っていますので」と全姉と同じようなローテーションで重賞制覇を目指す。

 今回は京都2歳Sを予定する注目馬2頭の1週前の様子をお伝えしたい。まずは新馬-野路菊Sを連勝中のエリキング(牡、中内田)から。1週前の13日は川田Jを背に、栗東CWで僚馬ロードプレジール(6歳3勝クラス)と併せて6F81秒5-36秒5-11秒2。抜群の切れ味で約3馬身先着した。福永助手は「まだ肉体的にも精神的にも幼い面があり、成長途上。これからの馬ではありますが、頑張ってほしいです」と素質の高さに期待した。

 サラコスティ(牡、池添)は6月の京都新馬戦(芝1800m)でエリキングの2着だったが、続く8月の中京未勝利戦(芝2000m)で逃げて9馬身差の圧巻V。その後は放牧を挟んで、ここを目標に調整を進めてきた。師は「うまく夏を越してパワーアップしています。鞍上(C・デムーロ)も2週続けてケイコにまたがり、いい感触をつかんでくれたと思います」と順調な調整過程に目を細めた。意気込みを聞くと「課題はスタートですね。(ゲートの)中でガチャガチャするところがありますので。先週、駐立の練習をした時は問題がありませんでしたので、このままいい形でレースに迎えれば」と抱負を語った。(馬サブロー栗東支局・塩手)

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