大野苦し勝った10勝!谷繁竜5連勝
「中日5-2広島」(20日、ナゴド)
暗闇から、やっと抜け出した。中日・大野がやった。8回2安打失点1で、リーグトップタイの10勝目を挙げた。
「苦しかったです。10勝というのは考えないようにしていたんですが、頭の隅にありました。必死に一人一人を抑えようと思って投げました」
3年連続2桁勝利に王手をかけながら5試合連続、1カ月半も勝利から遠ざかった。しかし今季初登板の広島戦で、鯉打線を牛耳った。
苦しかった。ハーラートップを独走しながら、10勝は阪神・藤浪や巨人・マイコラスに先を越された。変化があったのは18日夜。スポーツニュースで、12勝を挙げた日本ハム・大谷が「開幕戦のつもりで投げました」と口にした。連敗脱出を模索するのは同じ境遇。大野は「勝てていたときはどういうふうに考えてたのか。できることを1つ1つやっていました」と、シーズン当初の気持ちに立ち返った。
チームは5連勝。上位チームをたたきにたたいて、CS出場を狙う。
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