伊東監督、顔真っ赤で「屈辱的な負け」 ロッテ大敗…借金15

 大敗にお手上げ?のロッテ・伊東監督(中央)
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 「日本ハム15-1ロッテ」(12日、東京ドーム)

 大敗で借金は「15」まで膨らんだ。試合後、ロッテ・伊東勤監督の顔は赤かった。「記憶にないほどの屈辱的な負け。ファンに対して申し訳ない」と熱心に応援を続けるファンに対して謝罪のメッセージを送った。

 よもやの大敗だったろう。先発は信頼を寄せるエースの涌井だ。10、11日の楽天戦では一回にスタンリッジ、佐々木が被弾して、「ヨーイ、ドンは応えるよ」と話していたが、この日の涌井は一回こそ被弾を免れたが、二回の大田の1発を皮切りに、五回途中まで6被弾だ。大田はもう1発、レアードは2発、近藤、西川にも…右へ左へ、そして中堅方向へと本塁打が乱れ飛んだ。伊東監督はこう言った。「フリーバッティングを見ているようだった」

 6被弾はリーグ新記録で、涌井は「ショックというよりも、結局は甘いところに投げると打たれる。相手もプロだから。ボクの投げミスです」と冷静に振り返った。

 日本ハムの各打者はリーグを代表する投手が相手ということで、必死で食らいついていった。

 五回には手痛いミスも出た。2番手の大嶺祐も中田に1発を浴びて、この回だけで9点を失った。

 伊東監督は、「一方的にやられた。(チームの)状態は上がってきていないが、全体的な弱さが出た」と話し、「明日からやり返さなければプロじゃない。これだけ点数を取られても負けは一つ。切り替えてやるしかない」と締めくくった。

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