清宮の開幕スタメンある 日本ハム・栗山監督明言「1年生も10年生も関係ない」

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が10月31日、ドラフト1位指名した早実・清宮幸太郎内野手(18)の来季開幕スタメンの可能性を示唆した。秋季キャンプ地の沖縄に入り、全選手のレギュラー白紙を強調。「1年生も10年生も関係ない」と断言。レギュラーを横一線から競わせる方針を示した。

 プロに入れば、若手もベテランも関係ない。昨年の日本一から一転、今季は5位に終わった。秋季キャンプを迎えるにあたって栗山監督は、高卒1年目の清宮をレギュラー候補として、横一線で競わせる方針を明かした。

 「こんなチーム状況なんだから(レギュラー争いは)全員だよ。枠は取っ払っている。こんなに場所が空いてる年はない」と温暖な沖縄で熱くチームの現状を説明した。

 大谷は今オフのメジャー挑戦が濃厚。指名打者のポジションが空くが、清宮の本職は一塁。今季国内FA権を取得した中田が残留した場合、一塁を競うことになるが、大渕スカウト部長は「打てば一塁を取れる。一塁での声かけは素晴らしいし、フィールドにいるべき」と一塁・清宮に太鼓判を押す。

 栗山監督は既に清宮の1軍アリゾナキャンプスタートの可能性を示している。高卒ルーキーの開幕スタメンが実現すれば、2013年の大谷以来、球団史上3人目。キャンプ、オープン戦と順調に過ごし、ライバルを押しのける結果を残せば、二刀流右腕以来の快挙も十分にあり得る。来季開幕戦で、高校通算111本塁打のスラッガーがスタメンに名を連ねる期待が膨らむ。

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