智弁学園、4強逃し出直し 監督は“ビビる”選手の「メンタル鍛え直さないと」

 「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、乙訓9-4智弁学園」(3日、シティ信金スタジアム)

 2016年センバツV・智弁学園(奈良1位)が乙訓に敗れて4強進出を逃し、来春センバツ出場に当確ランプをともせなかった。

 先発・伊原陵人投手(2年)が一回に先制3ランを浴び、二回に4四球と乱れて降板。三回から柳田健太郎内野手(1年)をマウンドに送り、五回に3点を返したが終盤に突き放された。

 小坂将商監督(40)は「これが今、持っている力ですね。冬に鍛えて、また夏の山に登りたいと思います。選手には最弱、最弱と言ってきて、だいぶん練習したけど、もっと鍛えないといけませんね。体力面もですけど、勝っていって相手の力が上がると、ビビるところがあるのでメンタルも鍛え直さないと」と厳しい表情だった。

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