創志学園・西純矢投手、九回逆転負け 最速148キロ、3安打も9四死球と乱れる

1回下関国際無死、下関国際の1番打者・浜松を三振に仕留め吠える、創志学園・西=甲子園(撮影・中田匡峻)
3枚

 「第100回全国高校野球選手権・2回戦、下関国際5-4創志学園」(15日、甲子園球場)

 創志学園の先発・西純矢投手(2年)が9回を3安打も9四死球と制球に苦しみ、5失点で九回逆転負けを喫した。

 創成館(長崎)との1回戦で毎回の16奪三振で4安打完封勝利を飾り、チームを夏初勝利に導いた右腕が、179球を投げ抜くも2点リードの九回、逆転を許して甲子園を去った。

 最速は148キロを計測したが、制球が乱れた。3点リードの三回に四球の走者を一塁に置いて、下関国際の1番・浜松晴天内野手(3年)がタイムリー二塁打を許すと、五回も四球から味方守備の乱れから1点を失った。

 その後は立ち直ったからに見えたが、2点リードの九回に再び乱れた。

 先頭打者から2四死球と安打で無死満塁のピンチを招くと、自らの暴投で1点を失った。さらに品川裕人捕手(3年)には、右前安打で同点とされ、なおも無死一、三塁からの中犠飛で勝ち越しを許した。

 打線は二回に先制。2四球と犠打バントで1死二、三塁とし、7番の金谷温宜外野手(3年)が適時二塁打を放ち、2点を奪うと、2死二塁から9番の小谷勝星外野手(3年)が中前へはじき返し、この回3点を先制した。八回には3連打で1死満塁とし、内野ゴロの間に1点を加えた。

 下関国際はわずか3安打も、先発した鶴田克樹投手(3年)が9回9安打4失点と粘り強く投げ、初の3回戦進出を決めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

スコア速報

主要ニュース

ランキング(野球)

  1. 巨人 甲子園に田中将大が帰ってきた!練習では満面の笑み「声援がすごいのは今までも感じている」阪神戦で先発

  2. ロッテ電撃退団のジャクソンが大麻で逮捕 職業は「無職」で…広島3連覇にも貢献

  3. 今年も打てません 広島打線 投高打低に変化なし?聞こえてくるのはOBの嘆き節「情けないのぉ」

  4. 右肘手術したオリックス・吉田輝星の病室にお見舞いの花が続々 慣れない左手で写真撮影 元気そうな表情

  5. 元木大介氏の激やせぶりにファン続々と反応 本人回答「痩せたね」「大丈夫だと思うけど」

話題の写真ランキング

写真

リアルタイムランキング

  1. 不安定なペースメーカーが波紋 コース間違える痛恨ミス 加世田の指摘で気づき集団慌てて戻る ペース上がらず、給水取り戻るなど機能せず

  2. 名古屋ウィメンズ ペースメーカーが前代未聞コース間違えで波紋 機能せず「あまり時計見てない」指摘、給水取りに戻る場面も SNS怒り「2度と呼ばないで」有森氏も苦言

  3. 大阪国際女子マラソン 3人の外国人ペースメーカーに反響 30キロを笑顔&バンザイでフィニッシュ「初めて見た」「楽しそう」鈴木に声かけも

  4. 不安定なペースメーカーが波紋 コース間違える痛恨ミス 加世田の指摘で気づき集団慌てて戻る ペース上がらず、給水取り戻るなど機能せず

  5. 青学大・原晋監督、驚がくの年収ぶっちゃける「プロ野球監督ぐらいは」 講演会で荒稼ぎ スタジオ騒然「1億、2億、3億…」

注目トピックス