DeNA戦力外の25歳 「あの元木でも…」などと助言され進むべき道を決意
前DeNAの白根尚貴氏が21日、TBS系「中居くん決めて!」に出演。自身の“第2の人生”について、言及した。
高校時代は開星(島根)のエースで4番として、3度甲子園に出場。身長186センチ、98キロという恵まれた体から「島根のジャイアン」と呼ばれ、11年ドラフト4位でソフトバンク入りした。
だが、ソフトバンクでは4シーズンで1軍出場なし。移籍したDeNAでは17年にプロ初本塁打を放ったが、18年は出場機会なく戦力外となった。「球団からはアドバイスはなくて呼ばれて3分で話が終わっちゃったので…」と振り返ったが、「(戦力外を通達され)空白の1カ月半をすごすなか、現役続行に対する意欲も薄くなってきた」と引退を決意。現在、進むべき道を模索中という。
番組では野球関係の仕事か、オファーを受けている高収入の飲食店の雇われ店長かで揺れる白根氏に対し、出演者が助言。中居は「ジャイアンツの元木、あの名前でもラーメン店が3軒なくなりましたからね。3号店まで出して全部つぶれたって。ジャイアンツの元木でも…」と語り、飲食店経営の難しさを指摘した。続けて「まだ若いからいろんな可能性がある。今、野球から無理して離れることはないかもしれません」と伝えた。
結婚したばかりということもあって、高収入の仕事に興味を示していた白根氏だが、頭を整理したうえで後日あらためて番組に出演。飲食店経営の仕事を、選択肢から外したことを明かした。野球の指導者か、もしくは引退したスポーツ選手をサポートする仕事のオファーを受けているとし、「どちらかにいこうと思っている。しっかり信念をもってやっていきたい」と誓っていた。