智弁和歌山1年生・徳丸天晴2安打 天晴れ4番デビュー
「春季高校野球和歌山大会・3回戦、智弁和歌山6-2和歌山東」(28日、紀三井寺公園野球場)
智弁和歌山に、楽しみなルーキーが台頭してきた。練習試合で結果を残し、この3回戦で公式戦初の4番に抜てきされた徳丸天晴(1年)は、二回に中前打、六回にも左前打を放つ活躍で劇的デビュー、和歌山東を下す原動力となった。
徳丸は「自信をもって自分のスイングができるよう、意識していました」と振り返った。
これで今大会の2回戦(対和歌山南陵、3-0)に続き、この日も快勝という結果も、元阪神・中谷仁監督(39)は不満顔だ。残塁が多く「今のチーム状態ではこんなもんかな。まだまだちぐはぐな攻撃が目立つ。ランナーをかえさないとダメですね」と課題を口にし、さらなる強化を誓った。