オリックス・中嶋監督代行「“行きたい”ということだったので」山岡完投で連敗止めた
「日本ハム2-3オリックス」(30日、札幌ドーム)
オリックス・山岡が1点リードを一人で守り切り完投で4勝目を挙げ、チームの連敗を4で止めた。
初回に2点を先取されたが、そこから追加点を許さなかった。中嶋聡監督代行は「なんか慎重に入ったのかな?そういう感じのあれだったですけど。(二回以降は)いつもより良いペースで進んだと思います」
九回の続投について「“行きたい”ということだったので。球数的に止めてもよかったですけど。まあ、行きたいでしょうね(笑)。あんまり次のことを考えずに。シーズン最初だったら行ってないでしょうけど」
山岡は三、五回に西川を安打で出しながらけん制で刺した。
「欲を言えばピッチャーゴロ全部を捕ってってほしいなと思いますけど。ゴロとライナー。自分に当たらんかったらアウトだったっていうね。総合力というんだったら、あそこをちょっとお願いしたいなと思いますね。まぁでも、小松(投手)コーチのノックが悪いんでね、それは(笑)」
逆転した打線については厳しい言葉が出た。
「欲を言えばというのはいっぱいありますけどね。バントの失敗だったり、得点圏でのね。(七回)ノーアウト三塁の先頭の打者がすごく大事になるとね。もっともっと考えていかないといけない。佐野に求めるのはあれかもしれないですけど、その前に(五回に同点打)しっかり打ってますから。ああいう場面でもう1回どういう仕掛けが必要なのか勉強していかないといけない」
2年連続最下位が決まった前日の試合後は厳しい言葉で選手にゲキを飛ばした。
「言ってやってくれるとしたら毎日言うんですけど…。こればっかりは続けることが大事ですし、より高いところを自分が考えないといけないと思う。そういうことが続いてくれたらなと思います」
中嶋監督代行は就任から60試合で26勝31敗3分けとなった。