巨人・中田「これ以上、チームの足を引っ張りたくない」 CS突破へ決意表明
巨人・中田翔内野手(32)が29日、阪神と戦うCSファーストS(甲子園)に向けて決意表明した。「もちろん僕も一員として勝ちたい気持ちも強い。これ以上、チームの足を引っ張りたくない」と強い覚悟を示した。
8月に日本ハムから無償トレードで電撃移籍後、34試合に出場し打率・154、3本塁打、7打点と振るわなかった。「本当に今年に関しては、うまくいかないこと続きでした」と振り返り、「(CSで)試合に出られるかどうか分からない。もし出られるのであれば、全力でやるだけです」と語った。
大舞台に上がるための準備を進めている。この日はジャイアンツ球場での全体練習に参加し、フリー打撃、特打などで約90分間、バットを黙々と振った。本来の姿を取り戻すため、必死に取り組んでいる。
「日本シリーズに行って、パ・リーグと戦いたいというのもあります」。チームが目指す3位からの下克上に貢献する覚悟だ。