落合博満氏 DeNAが許したノーマークでの三盗&スクイズに「ベンチは何してたんだろう」「心の油断」と分析

 8回、同点スクイズを決める菊池=14日
 8回、三盗を決める羽月=14日
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 元中日監督の落合博満氏が15日、NHK「サンデースポーツ」に生出演。CSファーストSで敗退したDeNAについて、「バッテリー、ベンチは何してたんだろう」と指摘するシーンがあった。

 名将が挙げたシリーズの分岐点は14日の第1戦、DeNA1点リードで迎えた八回だ。1死二塁から広島の代走・羽月に初球からノーマークで三盗を決められた。さらに菊池にはスクイズを決められ、ノーヒットで同点に追いつかれ、最終的に延長十一回、サヨナラ負けを喫した。

 落合氏は「バッテリー、ベンチは何してたんだろう」と疑問を呈し、「初球は牽制から入りますよ。それをベンチが指示しなかったのか、バッテリーがエアポケットに入ったのか。(チームの)中に入ってみないと分からないけど、初球から走ってくると思ってなかったんだと思います」と分析した。

 その上で「心の油断でしょう。ベンチの采配一つですよ。スクイズも考えられる中で残念ではありますけどね」と広島の連勝につながる分岐点だったと指摘した落合氏。「一つの流れを変えたと言っても過言ではない」と語気を強めた。

 実際に三浦監督は試合後、このシーンについて「ケアさせられなかった自分の責任」と語っていた。

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