広島・床田 開幕2戦目“虎狩り”任せた OP戦最長3イニングも「全然問題なくいける」自信たっぷり

 心配無用じゃ!広島・床田寛樹投手(30)が24日、マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、開幕2戦目の29日・阪神戦(マツダ)に先発することが確実となった。オープン戦では最長3イニングしか投げていないが、万全を強調。左のエースが“虎狩り”でチームをスタートダッシュに導いていく。

 春の日差しが降り注ぐマツダスタジアムで、床田がマウンドに立った。変化球を交え、テンポ良く51球。表情に不安の色は全くない。「僕は全然問題なくいけると思います」と自信たっぷりに、開幕2戦目のマウンドを見据えた。

 11日のDeNA戦(横浜)では3回1安打無失点。降雪の影響でノーゲームとなった18日のウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(由宇)でも、3回まで無失点と好投。当初はそのまま中6日で回り“火曜日の男”として2カード目の頭を任される可能性も浮上していたが、18日から中10日で29日・阪神戦を迎えることが決まった。

 天候に恵まれず、ここまで最長3イニングしか投げていないが「普通に投げられると思っています」と自信をのぞかせる。「試したいことも試せている。球数に関しては投げられている」。ブルペンでの投げ込みで調整し、例年と変わらない状態で開幕を迎えられそうだ。

 今季は打撃でも大台到達の期待が掛かる。昨季はリーグ2位タイの8安打を記録し、通算50安打まで残り11本に迫っている。「そこ(通算50安打)が目標。打席に立つためにイニングを投げないといけない。勝ちながら打てればいい」と“二刀流”での活躍を誓った。

 大瀬良、森下と3本柱を形成する左のエース。「勝てるだけ勝ちたい」と9年目のシーズンへ、静かに闘志を燃やした。快投で“虎狩り”を成し遂げ、最高のスタートを切る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

スコア速報

主要ニュース

ランキング(野球)

話題の写真ランキング

写真

リアルタイムランキング

注目トピックス