さらば名門PL学園野球部!【桑田・清原・立浪ら黄金時代編】
PL学園野球部が高野連脱退届を出した。甲子園では春3回(81年、82年、87年)、夏4回(78年、83年、85年、87年)の優勝、春夏通算96勝を誇る名門を支えた選手たちを集めてみた。
公開日:2017.3.31
【83年夏】怪物1年生KKコンビ中心に2度目の全国制覇
【85年夏】決勝戦劇的サヨナラで3度目V
【85年度卒】甲子園20勝挙げた小さな大エース桑田真澄
4月1日生まれの“究極の早生まれ”の桑田は、あと1日遅く生まれていたら清原の1学年下になっていた。小柄なハンデにも負けずに5季連続甲子園に出場し、優勝2回、準優勝2回、4強1回で通算20勝の金字塔を成し遂げた。
【85年度卒】不滅の甲子園通算13HR!ケタ外れの怪物・清原和博
入学当初は投手志望だったが、小さな桑田の投球を目の当たりにして「投手では桑田に勝てん」と早々に打者に専念した清原。1年生から不動の4番として大暴れした「怪物」が持つ甲子園通算13HRは今なお残る最多記録だ。実況アナが思わず「甲子園は清原のためにあるのか!」と叫んだ豪打は、何があっても色あせない。