Y編集局次長が独断で選んだ「俺だけの南海ホークス」+α

「阪急、近鉄ときたら南海もやらんかい」という編集局次長の恫喝、もとい提案を受け「南海まとめ」を作ろうとしたら「俺がやる」と言われたのでお任せしました。(敬称略)

公開日:2017.5.12

【捕手=野村克也】小学生の時、中百舌鳥(なかもず)球場で「ノムさん」と呼びかけたらニラまれた

450号本塁打を放った南海・野村克也捕手=1970年4月

実働26年、3017試合出場、通算2901安打、657本塁打、1988打点、5315塁打はすべて歴代2位。本人は「ひっそりと咲くかすみ草」と言うが、残した実績は日本球界のど真ん中にそびえ立つ巨木といえる。監督としての実績はここでは割愛。長生きしてください。89年殿堂入り。

【一塁=片平晋作】憧れの王貞治を追いかけてー ご存知ミナミの一本足打法

サヨナラホームランを喜ぶ片平晋作(中央)。この年の「タテジマ南海」が先日の復刻ユニのモデル=1980(昭和55)年5月、大阪球場

71年ドラフト4位。74年に登録名を「晋作」に替え、王貞治そっくりの一本足打法で有名になる。一本足打法だけでなく、ユニフォームの着こなしまでそっくりそのまま真似していた。70年代後半にレギュラー定着したが82年にはトレードで西武へ。阪神時代の75年に王の14年連続本塁打王を阻止した田淵幸一をDHに追いやって、一塁のポジションを獲得して82、83年の連覇に貢献した。87年、横浜大洋に移籍し89年引退。憧れの王と同じ40歳だった。

【二塁=桜井輝秀】まつ毛の長い、いい男。自宅にサインをもらいに行ったら家人に「昼寝中」と言われた

桜井輝秀(右)

66年ドラフト5位。71年からレギュラーに定着し73年の優勝に貢献した。82年に引退後は97年までコーチ、04年まではフロントで南海および福岡ダイエーホークスを支えた。

【三塁=藤原満】鼻筋の通ったいい男。愛称「チャイ」はタイ人ボクサー「チャチャイ」から

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