カープ連覇!独断で選ぶ〝今年はこの10試合!〟
今年も圧倒的強さで連覇を果たしたカープ。劇的なサヨナラ勝ち、10連勝、九回5点差大逆転など印象に残る10試合を独断で選んでみた。
公開日:2017.9.18
【4月1日・阪神戦】5時間24分死闘サヨナラ!17年初星!
「広島9-8阪神」(1日、マツダスタジアム)
今年も逆転のコイ! 安部が執念のサヨナラ打 5時間24分激闘制した
5時間24分の激闘を制したサヨナラ勝ち-。広島・安部友裕内野手(27)が8-8の延長十回1死二、三塁の好機で決勝の二塁内野安打。初回4失点の劣勢をはね返した今季初星。逆転の広島は今季も健在。リーグ連覇へ続く今季1勝目にマツダスタジムが沸いた。安部「追い込まれていたので、吹っ切れました。バットに当てたら、何か起こると思った」。
【4月7日・ヤクルト戦】加藤初登板ノーヒットノーランあと2人も…初星
「広島4-1ヤクルト」(7日、マツダスタジアム)
ドラ1加藤、初登板初勝利 残り2人で大記録逃すも快投
広島のドラフト1位・加藤拓也投手(慶大)がプロ初登板初勝利を挙げた。大記録こそ逃したが、九回1死までノーヒットノーランという快投だった。
九回1死一塁からヤクルト・バレンティンに三遊間を痛烈に破られて初めて安打を許した。続く雄平にも右前打を打たれ、1点を失ったところで降板。守護神の中崎が追加点を与えず、加藤に初勝利をもたらした。加藤「すごく緊張しました。勝てて本当に良かったです。会場中の応援が聞こえて、すごく心強かったです」。
【4月13日・巨人戦】10連勝!東京Dで3連倒!九回一挙7点逆転!
「巨人5-11広島」(12日、東京ドーム)
松山が呼んだ10連勝 G3タテ粉砕!奇跡じゃ!!九回逆転!一挙7点
広島・松山竜平外野手(31)が1点を追う九回に起死回生の同点本塁打を放った。これまで無安打と苦しんでいたが、劇的な一発でチームに再び流れを呼び込んだ。この回一挙7得点の逆転勝ちで、巨人との首位攻防戦を3連勝。引き分けを挟んで10連勝となった。そして両リーグ10勝一番乗りじゃ!松山「ひっくり返す力がある。負ける気がしない」。