ドラマは終わっても俺たちは終わらない!プロ野球で頑張る40代の“おっさんず”
一部で熱狂的な支持を集めていた深夜ドラマ「おっさんずラブ」が惜しまれつつ終了した。ドラマは終わっても、俺たちはまだ終わらないとばかりにプロ野球で頑張る“おっさんず”を集めてみた。
公開日:2018.6.5
野手最年長42歳 “帰って来た獅子”西武・松井稼頭央
1975年10月23日生まれ。PL学園から93年ドラフト3位で西武入団。本名は和夫。
高校時代は投手だったが、西武には野手として指名された。1年目の94年から遊撃手に転向したが1軍出場なし。3年目の96年にレギュラーをつかみ、翌97年からはメジャーにFA移籍する03年まで7年連続3割を記録した。メッツなど3球団で7年間過ごした後、10年オフに楽天と契約し日本球界に復帰した。2年目の12年には日米通算2000安打を達成。翌13年には球団初の優勝、日本一にも貢献した。15年にはNPB2000本安打も達成している。18年からは古巣・西武に復帰、コーチ兼任となった。
NPB通算1892試合2087安打362盗塁、打率.291(実働17年)
MLB通算630試合615安打102盗塁、打率.267(実働7年)名球会有資格者。
2000本安打あと「23」 全てのロッテファンが愛する男「幕張の安打製造機」福浦和也42歳
1975年12月14日生まれ。習志野から93年ドラフト7位でロッテ入団。当時は投手としての指名だった。
1年目に肩の故障に苦しんだことから打者転向。01年からは6年連続3割という成績を残し、「幕張の安打製造機」との異名をとる。コーチ兼任として迎えた18年は42歳3カ月で開幕スタメンに名を連ねた。今季15安打を放ち、悲願の2000本安打まで、あと23と迫っている。千葉生まれの千葉育ちでロッテ一筋25年。全てのロッテファンに愛される男である。
通算2187試合1977安打、打率.285(実働25年)。
ご存じ新井さん!16年には最年長MVPの広島・新井貴浩41歳
1977年1月30日生まれ。広島工、駒大を経て98年ドラフト6位で広島入団。
入団当初は期待されていなかったが、地道に力をつけていき、03年にはFA移籍した金本知憲の後の4番に座る。07年オフに「辛いです…カープが好きだから」の名言を残してFAで阪神へ。金本との師弟コンビで期待されたが、優勝は果たせなかった。阪神を自由契約となった14年オフに古巣・広島に復帰。16年には2000本安打300本塁打を達成して、広島の25年ぶりのリーグ優勝に貢献。39歳で史上最年長MVPに輝いた。17年からは出番が減っているが、要所で勝負強さを見せており、18年も12試合40打席ながら12打点を挙げている。
通算2332試合2187安打316本塁打1291打点、打率.278(実働20年)。名球会有資格者。