プロ野球選手を襲った突然の病気…
阪神の原口選手が大腸がんで手術を受けた。現役プロ野球選手を突然の病が襲ったことは過去にもある。それでも不屈の精神で、手術や懸命のリハビリをへて復活をはたした選手をまとめた。
公開日:2019.1.24
【広島・赤松外野手】16年に胃がん発症
広島の赤松真人外野手が12月28日、来年1月上旬に胃がんの手術を受けると公表した。12月、広島市内の医療機関で健康診断を受けた際に、初期段階のがんが発覚した。赤松はこの日、広島市内の球団事務所で会見し「命に関わるものではないが、手術をしなければいけないと言われた。普通なら2/3、よくて半分の胃を取ると言われた」と話した。
広島の赤松が胃がん公表 来年1月上旬に手術 胃の半分以上を摘出へ
「広島2軍春季キャンプ」(18年2月1日、岩国) 胃がんからの復活を目指す広島・赤松真人外野手が1日、キズナスタジアムで始まった2軍の春季キャンプに参加。全練習メニューを消化した。
赤松、胃がんから復活目指し全練習メニュー消化「達成感がある」
「みんなとできて達成感がある。ユニホームを着てスパイクを履いてやって疲労感は違う。あしたになってどう感じるか。体力も技術も感覚も上げていかないといけない」と充実感をにじませながら言葉を紡いだ。
赤松、胃がんから復活目指し全練習メニュー消化「達成感がある」
【阪神・横田外野手】17年に脳腫瘍
阪神は9月3日、今春の沖縄・宜野座キャンプ中に頭痛を訴え、チーム本隊から離脱していた横田慎太郎外野手(22)が「脳腫瘍」で闘病していたことを発表した。8月30日の最終検査でドクターから「寛解」の診断が下され、9月2日に西宮市の虎風荘に帰寮。この日、取材に応じ「必ず復活して、甲子園で走り回る姿を見せたい」と誓った。
横田、脳腫瘍だった 厳しい治療乗り越え「寛解」 来春2軍キャンプ合流目指す
「阪神2軍春季キャンプ」(18年2月1日、安芸)脳腫瘍からの復活を目指す横田慎太郎外野手(22)が、安芸キャンプで全体練習の一部に復帰した。今季から育成選手契約となったため、背番号124のユニホームを着用。全体アップのランニングでは最前列を走って声を出した。
横田 脳腫瘍からの復活目指し安芸でキャンプイン