左膝負傷の白鵬、秋巡業から復帰か
左膝負傷のため大相撲秋場所を途中休場した横綱白鵬は13日、都内の病院での検査後、20日に香川県丸亀市で開かれる秋巡業から復帰する意向を示した。「出る限りは稽古もしたい」と明るい表情だった。秋巡業は20日以降、中四国を巡って25日まで実施される。
「左大腿(だいたい)四頭筋腱炎(けんえん)で4週間の加療を要す」と診断され、秋場所3日目から休場。6日に稽古を再開し、徐々に四股も踏み、軽く立ち合いの踏み込みを確認するなど回復の兆しを見せている。「まだ痛みはあるが、だらだらしても意味がない」と意欲的だ。
九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)への出場に向けて慎重な調整には変わりないが、一歩前進する形となった。「みんな、けがと戦って土俵に上がっている。付き合っていくしかない」と覚悟を口にした。