平昌五輪 フィギュア異例の午前開始 冬季五輪の花形で通常は夜 変更の可能性も

 18年平昌冬季五輪の日程案で、フィギュアスケートは男女を含め全種目が午前に始まることが8日、判明した。通常は冬季五輪の花形として夜に開催されており、午前開始は異例。08年北京五輪では競泳の決勝がテレビ中継に配慮して、米国の夜に当たる現地午前に実施された例がある。

 大会組織委員会が公表した日程案は10月に固めたもので、変更の可能性もある。男子はショートプログラム(SP)が大会第7日の2月16日、フリーが17日、女子はSPが21日、フリーが23日に行われる。いずれも午前10時に始まり、午後2時すぎの終了を見込んでいる。日本との時差はない。

 通常は日中に実施されるスピードスケートは夜に組まれた。男子500メートルは19日に行われる。スキー・ジャンプも夜に予定され、男子ノーマルヒルの決勝が10日午後9時35分、女子が12日同9時50分、男子ラージヒルが17日同9時半に始まる。

 9日の開会式は午後8時から行われる。8日にはジャンプ男子ノーマルヒル予選、新種目のカーリング混合ダブルス、9日にはフィギュアスケート団体が開会式に先立って始まる。

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