中大 2年振りとなる歓喜の箱根切符 舟津主将、伝統の“再構築”誓った
「陸上・箱根駅伝予選会」(14日、立川駐屯地~国営昭和記念公園=20キロ)
49校が参加して各校上位10人の合計タイムで争われ、史上最多14度の総合優勝を誇る中大が3位に入り、2大会ぶり91度目の本大会出場を決めた。前回は11位で連続出場が87大会で途絶えていた。1位の帝京大、2位の大東大など計10校が通過したが、9大会連続で出場していた明大が13位に終わり落選。来年1月2、3日に行われる本大会には、総合3連覇中の青学大を含むシード校と、オープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加する。
伝統の赤いタスキが箱根路に帰ってくる。「3位、中央大学」と結果が発表されると選手たちは抱き合って喜び、応援に駆けつけたOBや関係者800人も歓喜に沸いた。
昨年は87大会続いた出場がストップ。予選翌日からFAXで「ふざけるな」といった批判も殺到した。昨年に続き主将を務めた舟津彰馬(2年)は「この1年は心ない声もいただいて、折れそうにもなった」と明かす。上級生ともコミュニケーションを取り、1人1人が考えて練習に取り組む戦う集団を形成。自身も全体14位の59分48秒と引っ張り、「新たな一歩として箱根に出られるので、シード権を獲って翌年につなげたい」と伝統の“再構築”を誓った。
就任2年目の藤原正和監督は4月から選手寮で寝食を共にし、規律と一体感をつくった。「やっとチームらしいチームになった」と成長に目を細め、指揮官として臨む初の箱根路に向けて「今のままでは戦えない。残り2カ月でシード権の8位を目指す」と力を込めた。
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