神奈川大が20年ぶりの歓喜のV 下馬評覆し2強を倒す

 「陸上・全日本大学駅伝」(5日、熱田神宮~伊勢神宮=8区間)

 27チーム(オープン参加2を含む)が出場して行われ、神奈川大が5時間12分49秒で20年ぶり3度目の優勝を果たした。10月の出雲駅伝を制した東海大は1分18秒差で2位。前年王者の青学大は3位だった。

 ダークホースが2強の下馬評を覆した。神奈川大は1区から7区まで先頭に食らいつくと、トップの東海大と17秒差でアンカーの鈴木健吾(4年)へつないだ。「前が頑張ってくれたのでいいとこ取りだったが、自分の走りをすれば勝てると思った」。絶対エースは3キロ過ぎに先頭を奪い、伊勢路を20年ぶりのVロードに変えた。

 前夜まではプロ野球DeNAが19年ぶりの日本シリーズで奮闘。「同じ横浜(が拠点)のベイスターズも頑張っていて、僕らも頑張ろうという雰囲気があった」と鈴木。20年ぶりの優勝へ勇気づけられた。

 来年2月の東京マラソン挑戦も視野に入れ、「箱根で勢いをつけて初マラソンに臨みたい」。箱根路でも波乱を起こし、日本のエースとして名乗りを上げる。

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