日大、報復人事の存在を否定「常に人事は公平を期しております」
日本大学が12日、同大学の教職員組合が11日の会見で主張した報復人事の存在を否定した。デイリースポーツの問い合わせに、同大学の企画広報部が回答した。
アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を受け、組合側は田中英寿理事長らの辞任など大学改革を求めている。11日の会見上で組合側が主張した報復人事の存在について「そのような事実はありません。常に人事は公平を期しております」と否定した。組合側がこの主張をしている理由についての質問には「何を根拠に主張しているのか、わかりません」とした。
また、組合側はオープンキャンパスの参加者が「前年比6割減という学部が出ております」と報告したが、この点について日大企画広報部は「オープンキャンパスは全学でまだ始まったばかりです。6割減という数字の根拠は不明です」との見解を示した。