山根会長「政治的に考えて」息子を村田セコンドに 「カリスマ山根言われてますから」
日本ボクシング連盟の山根明会長が3日、日本テレビの取材に応じ、村田諒太のロンドン五輪決勝戦で山根氏の息子をセコンドに急遽つけたことに「政治的に考えて私はあえて息子をリングに上げた」と言い切った。3日に放送された日本テレビ系・読売テレビ系「情報ライブミヤネ屋」で放送された。
番組では、山根会長の単独インタビューの模様を放送。その中で、ロンドン五輪決勝で村田のセコンドに山根会長の息子を急遽つけたことについても質問された。
「会長の力で?」と質問されると「そうですよ、その理由を言います。政治的に考えて私は敢えて息子をリングに上げた」と断言。
プロにはドローはあるものの、アマチュアの試合にドローはないことから「マルかペケか出た場合は、カリスマ山根言われてますから、その息子をリングに上げることで、村田にマイナスになることは一つもありません!」と、判定が僅差になった場合の影響力を考えて“政治的”な意味合いで息子を上げたと言い切った。
興奮したのか、山根会長は「政治的に(リングに)乗せてるんですから!政治的な力じゃなくて何があるんですかっ!」と声を荒らげる場面もあった。