織田信成、引退5年も“世界3位”「まだエントリーできますか?無理?」
フィギュアスケートのGPシリーズ開幕発表会見が7日、都内で行われ、男子の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=、女子の宮原知子(20)=関大=、坂本花織(18)=シスメックス=、紀平梨花(16)=関大KFSC=らが出席した。
コメンテーターとして登場したのは、引退から5年経つにも関わらず、前日のジャパンオープンでフリーの今季“世界3位”相当となる得点を叩きだした織田信成氏(31)。キャスターの松岡修造氏から「織田さんはこっち(選手の席)に座って。選手ですよ、あなたは!何が起きたんですか!」と振られると「GPシリーズエントリーできますか?連盟の皆さん、全日本は?もう無理?無理だそうです」と、満更でもないような表情で話した。
ジャパンオープンで織田氏は、4回転-3回転、トリプルアクセルからの連続ジャンプなどを決め、「Y.M.C.A.」の曲にのって、ノリノリの演技を披露。参考記録ながら、現時点では羽生結弦をも上回る今季世界3位の176・95点をマークした。現役の平昌五輪代表・田中刑事からは「織田さんに勝ちたい。現役はみんな刺激になったと思う」と目標とされ、「僕もう今季は試合に出ないよ」と、笑っていた。