青学大・エース森田が7人抜きで首位奪取「前との差は想定内だった」3区で区間新
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
3区で、総合5連覇を目指す青学大のエース森田歩希(4年)が、区間新記録となる1時間1分26秒(速報値)をマークし、トップでタスキをつないだ。
この日の当日変更で3区に入った森田は、首位と1分5秒差の8位でタスキをもらったが、20キロ付近でトップの東洋大・吉川洋次(2年)を捉えると、20・5キロあたりで抜け出した。
7人抜きの快走で首位を奪取し、「本当にうれしいです。順位としては思ったより後ろだったけど、前との差は想定内だったので、先頭に立とうと思って走った。(東洋大の)吉川選手も力がある選手なので追いつくか不安もあったが、しっかり追いつこうと思った」と振り返った。
前回2区区間賞の森田は、股関節の故障の影響もあって12月の練習がほとんど行えず、区間エントリーの際は補欠となっていた。しかし、影響を感じさせない快走で5連覇に弾みをつけた。