レスリング・川井梨紗子、伊調馨との決戦へ…ポイントは「自分の気持ち」
「レスリング・全日本選抜選手権」(15日、駒沢体育館)
世界選手権(9月、カザフスタン・アスタナ)の代表選考会を兼ねて行われ、女子57キロ級準決勝で、リオデデジャネイロ五輪63キロ級金メダリストの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=が、花井瑛絵(至学館大)に2-1で辛勝し、16日に行われる伊調馨(ALSOK)との決勝にコマを進めた。
川井は1次リーグ3試合を含めて4試合を戦い抜いた。大粒の汗を流しながら「内容はいいかというと、そうでもない。明日もあるので気を緩めずにいきたい。決勝のポイント?自分の気持ち」と決戦を見据えた。
昨年末の全日本選手権決勝では伊調に敗れている。16日の決勝で勝てば、世界選手権の代表をかけた7月6日のプレーオフに進む。世界選手権でメダルを獲得すれば、東京五輪代表に内定する。