女王ザギトワぼうぜん まさかの最下位に沈む 回転不足多発…

フリー演技でジャンプの着氷に失敗するザギトワ=イタリア・トリノ
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 「フィギュアスケート・GPファイナル」(7日、トリノ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位のアリーナ・ザギトワはフリー125・63点の合計205・23点で6人中6位に終わった。優勝はアリョーナ・コストルナヤ(ともにロシア)でフリー162・14点、合計247・59点。SP6位の紀平梨花(17)=関大KFSC=はフリー145・76点の合計216・47点で4位だった。

 6人中4人が3回転半以上のジャンプに挑んでいる中、平昌五輪女王ザギトワは、高い完成度でフリー「クレオパトラ」の世界観を演じきった。

 しかし厳しい現実を突きつけられた。演技冒頭、3回転ルッツ-3回転ループの連続ジャンプで重度の回転不足の判定を受けると、続くダブルアクセルで転倒。軽度の回転不足も5つあり、得点は伸びなかった。

 得点を見るキス・アンド・クライでは、ぼうぜんとした表情。演技後はノーコメントだった。

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