箱根Vの青学大メンバー 原監督の「顔も見たくなかった」「みんなで辞めるかと…」
2、3日に開催された第96回箱根駅伝で2年ぶりに王座を奪回した青山学院大学の選手たちと原晋監督(52)が5日、日本テレビ系の生番組「真相報道バンキシャ!」に出演した。
「史上最弱」、「ダメダメ世代」と呼ばれてきた4年生。原監督も「夏まではなかなかチームがまとまりませんでした」と頭を抱えていたという。
3区を走った主将の鈴木塁人は「前期シーズンは怒られっぱなしで、4年生同士でみんなで辞めるかとそのくらいまで追い込まれた」と振り返れば、マネジャー転向もすすめられたという7区の中村友哉は、厳しい指導の原監督について「寮で監督に会うのも嫌だったし、顔も見たくなかった」と告白した。
ただ、鈴木は「箱根駅伝が近づくにつれてチームがひとつになって、いけるぞという雰囲気でやれた。そこが原マジック」と充実の表情。正直に話す選手たちを笑顔で見守っていた原監督は「最後は笑顔でいてほしかった。私の指導は怒鳴りあげてやるわけでなくて、覚悟を持たせるといったことを追求した指導。その覚悟を学生たちが持ってくれた」とうなずいた。