ロコ・ソラーレが4年ぶり2回目の優勝 藤沢五月、涙ぬぐい「ありがとう」
「カーリング・日本選手権」(16日、軽井沢アイスパーク)
男女の決勝が行われ、女子は平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが中部電力の連覇を阻み、4年ぶり2回目の優勝を飾った。
延長の第11エンドに決着をつけた。最終ショットで1点を奪い7対6で試合を決めると、スキップの藤沢五月は涙をぬぐい、メンバーと抱き合い喜びを分かち合った。
ロコ・ソラーレは4対5とリードを許して迎えた第9エンドに、藤沢の好ショットで2点を奪い6対5と逆転したが、第10エンドに中部電力に1点を奪われ延長戦に持ち込まれていた。
優勝したロコ・ソラーレは3月にカナダで行われる世界選手権に出場する。
藤沢は優勝決定後のインタビューで試合前夜に極度の緊張で眠れなかったことを明かし、「うれしいんですけど、正直、苦しくて。緊張をすごいしていて、チームのメンバー、スタッフがいてくれて…。ありがとう」と仲間たちに感謝の言葉を贈った。
男子はコンサドーレが6-4でTM軽井沢を下し、2年連続2度目の優勝となった。