紀平梨花 4回転と3A、挑戦と選択のシーズン終えて…オフに成功率アップ目指す
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月のフィギュアスケートの世界選手権(モントリオール)は中止となり、思わぬ形でシーズンは幕を閉じた。選手は練習の成果を発揮する場を失ったが、来季へ向けた挑戦はまたここから始まっていく。
紀平にとって19-20年は、挑戦と選択のシーズンだった。練習で成功している4回転サルコーと、トリプルアクセル(3回転半)の両立を目指したが、容易ではなかった。
その中、4回転やトリプルアクセルを操るトルソワ、シェルバコワ、コストルナヤのロシア3新星が台頭。直接対決では敗れるなど悔しさも味わった。
結果的に紀平が4回転に挑んだのは3新星が表彰台を独占し、4位となった19年12月のGPファイナルのみ(転倒)。全日本選手権、四大陸選手権では4回転を回避して優勝した。試合での経験が大切との声もあったが、紀平は「勝つことが一番。練習試合にはしたくない」。練習での状態や得点差から、投入の可否を判断。覚悟を持って選択してきた。
来季、紀平が一歩先へと進む鍵は、4回転を含めた完璧な演技を試合で見せられるかだろう。オフシーズンでの成功率向上を目指す。
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