白鵬休場、21年初場所で進退 3場所連続17度目「ファンの皆さまに深くおわび」

 「大相撲11月場所」(8日初日、両国国技館)

 横綱白鵬(35)=宮城野=が6日、自身ワースト3場所連続となる17度目の休場となった。手術した右膝が回復せず日本相撲協会に「右膝関節鏡手術、術後血症で今後約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出した。鶴竜(35)=陸奥=も3場所連続休場で協会関係者によれば、2場所連続で初日から複数横綱不在は史上初の異常事態となった。

 鶴竜に続き、白鵬も出場を断念した。2場所連続で、複数横綱が初日から不在なのは史上初の惨事。コロナ禍の中、動員上限5000人と倍増した場所で観客もがっかりだ。

 史上最多44度の優勝を誇る大横綱も30歳を過ぎてけがが激増。7月場所は右膝を痛め途中休場。8月に同箇所の手術を受け、秋場所は全休した。10月中旬の合同稽古で新大関正代を指名し元気に稽古していたが、完治には至らなかった。

 自身ワースト3場所連続、最近7場所で5回目の休場。先場所後、横綱審議委員会からは休場の多さに批判が出ていた。両横綱ともに21年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)に出場し、結果が出せなければ、進退問題は避けられない。

 厳しい立場を受け、白鵬は協会広報部を通じ、「ファンの皆さまには深くおわび申し上げます。来年の初場所では万全の状態で土俵に戻るべく、引き続き全力で努力いたします」と決意を述べた。

 師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)も電話取材に応じず、文書でコメント。休場理由に古傷の左膝まで悪化させたこと挙げ、「両膝の腫れが引かない」と説明した。

 進退問題に関してはドタバタもあった。前日、師匠は電話取材で「もし出られなかったら来場所(21年の初場所)に進退懸けて頑張るしかない」と述べていた。一夜明け、「決して本音ではなく軽率だったと深く反省しております。訂正して取り消させていただきます。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。慎重を要する発言だけに、ピリピリムードが漂った。

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