コロナ陽性だった千代翔馬&千代鳳が稽古再開 両国国技館で健康診断受診
1月の大相撲初場所直前に新型コロナウイルス感染が確認された幕内千代翔馬、十両千代鳳が10日、既に稽古を再開していることを明らかにした。ともにこの日は東京・両国国技館で健康診断を受診した。
緊急事態宣言下での初場所開催に向け、実施されたPCR検査で2人は陽性が判明。いずれも無症状だった。千代翔馬は「残念だったけど入院もしなかったので、相撲を見ながら体を動かしていた。来場所頑張りたい」と意欲的に話し、千代鳳は「ショックだったけど、また頑張っていく」と前向きだった。
所属する九重部屋は師匠の九重親方(元大関千代大海)を含め計16人が感染。全力士が初場所を全休した。春場所(3月14日初日・両国国技館)前に部屋は現在の東京都墨田区から葛飾区へ移転するため、15日から引っ越しを行うという。