バレー女子 黒後愛がショートヘアに「誰かの力になれた」ヘアドネーションで
バレーボール女子日本代表の黒後愛(22)=東レ=と長岡望悠(29)=久光=が14日、練習後にオンラインで取材に応じた。
ショートヘアで登場したエース黒後は、病気などで苦しむ子供たちのために髪の毛でウィッグを作る「ヘアドネーション」を行ったという。「誰かの力になれたというのは自分自身がすごくうれしく思った。35センチ切りました」とはにかんだ。
約1年7カ月ぶりの国際試合となった1日の中国戦を経て、黒後は「攻撃面で貢献ができなかった。そこを課題に、もう一度頑張らなきゃと思っています」。左膝の大けがを乗り越えて約2年半ぶりに国際大会に戻ってきた長岡は「体力面ではギリギリの部分も正直あった。感覚の面では、試合をしたことで得られた感覚が多くてすごく収穫があった」と振り返った。
25日からはネーションズリーグ(イタリア・リミニ)が開幕する。「調子の波をどうコントロールして戦いきるかをテーマに頑張りたい」と黒後。長岡は同大会を「五輪がもし開催されて、出場するのであれば、そのための修行の場になる」と位置づけ。「ゲームの中での戦い方はもちろん、自分の体を過酷なスケジュールの中でいかに整えながら、でもチームに貢献していくか。積み重ねていきたい」と掲げた。
その後に迎える大舞台・東京五輪については現在、開催可否についてさまざまな議論が起こっている。「私たちが今できることをやろうとしか思っていないので、その先に何があるかはまだ分からない。今に集中したい」と黒後。長岡は「開催も分からないし、自分がメンバーに入るかどうかも分からないけれど、出場するなら今の自分なりにチームに貢献できるようにやり抜きたい。ずっと応援してもらっている皆さんに元気をお届けできたら」と冷静に語った。
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