男子バレーボール 日本が豪州に勝利 初の決勝大会へ王手、ネーションズリーグ大阪大会
「バレーボール男子・ネーションズリーグ・1次リーグ」(6日、丸善インテックアリーナ大阪)
男子1次リーグが行われ、日本は大阪大会の初戦でオーストラリアと対戦。3-1で勝利した。
エースで主将の石川祐希(26)=ミラノ、西田有志(22)=ジェイテクト=がサービスエースを決めるなどして、2セットを連取。第3セットは接戦で落としたが、第4セットは粘り勝った。これで7勝2敗となり、8日のカナダ戦に勝てば、18年に始まったこの大会で初の決勝大会進出が決まる。
ここまで、東京五輪で銅メダルのアルゼンチンや同五輪で敗れたイタリアなどを下して勢いに乗る。サーブミスがあった3セット目から流れを取り戻した勝利に、石川は「自分たちの展開に集中できるのが今季は違う。やるべきことがわかっているので大崩れがなくなった」と、チームの成長を口にした。
2年ぶりとなる国内での有観客大会では、声援こそなかったが、満員の観客が拍手やウエーブで試合を盛り上げた。石川は「目標のファイナル出場を皆さんに(日本で)見せると、自信を持って言える」と宣言した。
今大会は16チームが出場。1次リーグは各チームが12試合を戦い、上位8チームが決勝大会(20~24日・イタリア)に進む。日本は8日にカナダ、9日にドイツ、10日にブラジルと戦う。